03.19.17:26
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08.06.07:59
広島の空
その日の朝が来ると僕はまずカーテンを開き
既に焼けつくような陽射しを部屋に迎える
港を行き交う船と手前を横切る路面電車
稲佐山の向こうの入道雲と抜けるような青空
In August nine 1945
この町が燃え尽きたあの日
叔母は舞い降りる悪魔の姿を見ていた
気付いた時炎の海に独りさまよいながら
やはり振り返ったら稲佐の山が見えた
もううらんでいないと彼女は言った
武器だけを憎んでも仕方がないと
むしろ悪魔を生み出す自分の
心をうらむべきだから
どうかくり返さないで、くり返さないで
広島の空に向って唄おうと
決めたのはその時だった
今年のその日の朝も僕はまずカーテンを開き
コーヒーカップ片手に晴れた空を見上げながら
観光客に混じって同じ傷口をみつめた
あの日のヒロシマの蒼い蒼い空を思い出していた
In August six 1945
あの町が燃え尽きたその日
彼は仲間達とセミを追いかけていた
不意に裏山の向こうが光ったかと思うと
直ぐに生温かい風が彼をおいかけてきた
セミは鳴き続けていたと彼は言った
あんな日にセミはまだ鳴き続けていたと
短い生命惜しむように
惜しむように泣き続けていたと
どうかくり返さないで、くり返さないで
広島の空に向って唄ってる
広島の空も晴れているだろうか
くり返さないで、くり返さないで
広島の空に向って唄ってる
広島の空も晴れているだろうか
作詞・作曲 MASASHI SADA
既に焼けつくような陽射しを部屋に迎える
港を行き交う船と手前を横切る路面電車
稲佐山の向こうの入道雲と抜けるような青空
In August nine 1945
この町が燃え尽きたあの日
叔母は舞い降りる悪魔の姿を見ていた
気付いた時炎の海に独りさまよいながら
やはり振り返ったら稲佐の山が見えた
もううらんでいないと彼女は言った
武器だけを憎んでも仕方がないと
むしろ悪魔を生み出す自分の
心をうらむべきだから
どうかくり返さないで、くり返さないで
広島の空に向って唄おうと
決めたのはその時だった
今年のその日の朝も僕はまずカーテンを開き
コーヒーカップ片手に晴れた空を見上げながら
観光客に混じって同じ傷口をみつめた
あの日のヒロシマの蒼い蒼い空を思い出していた
In August six 1945
あの町が燃え尽きたその日
彼は仲間達とセミを追いかけていた
不意に裏山の向こうが光ったかと思うと
直ぐに生温かい風が彼をおいかけてきた
セミは鳴き続けていたと彼は言った
あんな日にセミはまだ鳴き続けていたと
短い生命惜しむように
惜しむように泣き続けていたと
どうかくり返さないで、くり返さないで
広島の空に向って唄ってる
広島の空も晴れているだろうか
くり返さないで、くり返さないで
広島の空に向って唄ってる
広島の空も晴れているだろうか
作詞・作曲 MASASHI SADA
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